葛飾区で粗大ごみをまとめて片付けたいとお考えの方へ
タンスがひとつ、自転車が1台。その程度であれば、葛飾区の粗大ごみ収集に申し込むのがいちばん確実です。この記事も、まずはその手順から説明します。
ただ、事情が変わるのは量が増えたときです。引越しの退去日が決まっている。親が施設に入ることになり、実家をまるごと空にしなければならない。相続した家を売るために、残された家財を全部出す必要がある。こうした場面では、家財の点数はあっという間に二桁、三桁になります。
そして葛飾区の粗大ごみ制度には、量が多い人にとって無視できない上限がいくつも設けられています。知らずに進めると、途中で「これ以上は引き取れません」と言われて手が止まります。
この記事では、区の正しい手続きを先に整理したうえで、どこから先が制度の範囲外になるのかをはっきりさせます。そのうえで、民間の業者に頼むという選択肢がどんな場面で合理的なのかをお伝えします。
区の粗大ごみ収集の基本
粗大ごみになるもの
葛飾区では、家庭から出るごみのうち、高さ・幅・奥行のいずれか一辺が30センチメートルを超えるものが粗大ごみにあたります。布団、家具、寝具、自転車などが代表的なものです。
区の案内には、1日に処理できる量には限りがあるため、サイズや個数を確認したうえで事前に申し込むよう記載されています。つまり、当日いきなり出すことはできません。
申し込みから収集までの流れ
手順は次のとおりです。
まず、葛飾区粗大ごみ受付センターに電話またはインターネットで申し込みます。品目とサイズを伝えると、必要な手数料と収集日が案内されます。
次に、案内された金額分の粗大ごみ処理券を、区内のコンビニエンスストアやスーパーなど「有料ごみ処理券取扱所」のステッカーがある店舗で購入します。品目ごとの手数料は、受付センターで確認してください。
処理券には収集日と、氏名または申し込み時に案内される受付番号の両方を記入し、品物1点ごとに必要枚数を見やすい位置に貼ります。
そして収集日当日の朝8時までに、屋外の指定された場所に出します。集合住宅にお住まいの場合は、1階まで降ろしておく必要があります。
持込ステーションを使う方法
自分で運べる車がある場合は、区内2か所の粗大ごみ持込ステーションに直接持ち込む方法もあります。
- 葛飾東(東水元)粗大ごみ持込ステーション:東水元4-5-6
- 葛飾西(奥戸)粗大ごみ持込ステーション:奥戸3-23-28
持込にも事前の申し込みが必要です。受付時間は午前8時から午後4時までで、本人確認のため運転免許証や健康保険証などを持参します。荷降ろしは持ち込んだ本人が、係員の指示する場所で行います。
区に出せないもの
区の収集では扱えない品目があります。ここを見落とすと、当日になって残されてしまいます。
家電リサイクル法により、使用済みのエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、粗大ごみとして収集できません。購入した小売店や買い替え先の小売店に引き取りを依頼するか、家電リサイクル受付センターに申し込む方法が案内されています。
家庭で不要になったパソコンも、区では収集していません。
事業者から出た粗大ごみも対象外です。店舗や事務所で使っていた什器や家具は、許可を持つ廃棄物処理業者に依頼することになります。
見落とされやすいのがエアコンです。家具や家電を運び出したあと、壁に取り付けられたままの室内機と、ベランダや屋外に置かれた室外機だけが残る。実家の片付けでは、使っていない部屋のエアコンがそのままになっているケースも珍しくありません。取り外し作業が必要になるため、家財の処分とは別の手配が要る点に注意してください。
量が多いと制度の側で止まる
ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。葛飾区の制度は、少量の粗大ごみを想定して設計されています。家一軒分の家財を出そうとすると、複数の上限に同時にぶつかります。
持込は年度内30点まで
持込ステーションを利用できるのは、1世帯につき年度内30点までです。30点を超えた場合、区は引き取りを断ると明記しています。
30点というと多く感じるかもしれませんが、二階建ての一軒家を空にする場合、タンス、食器棚、ベッド、机、椅子、本棚、カラーボックス、布団、こたつ、鏡台と数えていけば、すぐに超えます。しかも年度単位の上限なので、「今月は30点、来月にまた30点」という使い方はできません。
持ち込めるのは申込者本人だけ
持込は申込者本人に限られ、原則として家族であっても代理の持ち込みはできません。
これは実家の片付けで大きな壁になります。名義人である親が高齢で運転できない、あるいは既に施設に入っている場合、子が代わりに持ち込むことができないためです。片付ける人と申し込める人が一致しない、という状況が起きます。
使える車は自家用車・レンタカーの2tまで
持込に使用できる車両は、原則として自家用車(業務用は除く)またはレンタカーで、2tまでとされています。
大型のトラックは使えないため、量が多ければ往復が必要になります。ただし持込は申し込みの際に決定した日に行うことになっており、車の手配、運転、荷降ろしまですべて自分で行う前提です。
運び出しの支援にも線が引かれている
区は、65歳以上の高齢者、または運び出しに支障がある障がいのある方のみの世帯で、自宅前などの排出場所まで運び出すことが困難な方に対して、粗大ごみの運び出しを手伝う取り組みを行っています。
ただし対象外となる条件が明確に定められており、そこには次のものが含まれます。
- 引越しにともなう粗大ごみの運び出し
- おおむね5点を超える粗大ごみの運び出し
- 大規模なリフォームや修繕にともなう運び出し
- 家の片付けや家具の移動等の手伝い
- そのままの状態で玄関から出せないものの運び出し(解体作業は行っていない)
- 区内に運び出しを手伝える家族がいる場合
つまり、この記事を読んでいる方の多くが該当するであろう「引越し」「実家の片付け」「大量の家財」は、制度としてはじめから支援の対象外に置かれているということです。区の収集は、あくまで住民が自分で屋外まで運び出せる範囲を前提に組み立てられています。
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葛飾区で家財がまとまって出る場面
葛飾区には、東京都が策定した防災都市づくり推進計画に基づく「整備地域」が2地域あります。老朽化した木造建築物が特に集積し、震災時に大きな被害が想定される地域として指定されたものです。
さらにそのうち、四つ木一・二丁目地区、東四つ木地区、東立石四丁目地区、堀切二丁目周辺および四丁目地区の4地区は「不燃化特区」に指定されています。区はこれらの地区で木造住宅の建替え費用を助成しており、対象には老朽建築物の除却も含まれます。
建替えや除却は、家財を全部出さなければ始まりません。長年住んだ家であれば、押し入れの奥にも物置にも、想像以上の量が眠っています。工事の日程が決まっている以上、区の収集日を待つという選択肢は現実的ではなくなります。
こうした地区に限らず、葛飾区には路地が細く、前面道路にトラックを横付けしにくい住宅地が広く残っています。搬出できる経路と停められる場所によって、必要な作業量が変わってくるのはこのためです。
まとめて処分したい場合の選択肢
民間の業者に頼むとどこまで変わるか
区の制度で止まってしまう部分を、民間の回収業者は引き受けることができます。
まず、日程を自分で決められます。退去日や工事の着工日から逆算して作業日を組めるため、収集日を待って予定が崩れるということがありません。
点数の上限もありません。年度内何点まで、という制約を気にせず、部屋にあるものを一度に片付けられます。
そして屋内からの搬出を任せられます。区も、区の収集や家電リサイクル収集といった適正な収集を利用するために家の中から玄関先などへ運び出す作業については、区の許可は必要ないとしています。屋外まで自分で運び出すという最も体力を使う工程を、他人に任せられるかどうかは大きな違いです。
区で扱えない家電リサイクル法対象品も、家財と同じ日にまとめて引き取ることができます。エコバスターではエアコンの取り外しから対応できるため、複数の部屋にエアコンが残っている場合や、引越しで各部屋の空調をまとめて撤去する必要がある場合も、別の業者を手配せずに1日で終わります。家財の搬出とエアコンの撤去を別々に段取りすると、立ち会いの日が二度必要になります。
費用はどう決まるのか
処分にかかる費用は、お品物の量、間取り、搬出の条件(階数やエレベーターの有無、道路の幅など)によって変わります。エコバスターでは現地でのお見積もりを無料で行い、作業前に金額をご確認いただいてから着手します。お見積もり後のキャンセルも無料です。おおよその費用感を先に知りたい場合は、LINEでお部屋やお品物の写真をお送りください。その日のうちに概算をご案内できます。
依頼する前に確認しておきたいこと
業者に頼むと決めたら、依頼前に次の点を押さえておくと、あとで揉めることがありません。
追加費用が発生する条件を先に聞く。当日になって物が増えることは実際によくあります。増えた場合にどう計算されるのかを、作業前に確認しておけば安心です。
作業範囲を明確にしておく。分別まで任せられるのか、搬出後の簡単な清掃まで含まれるのか、エアコンの取り外しは範囲内なのか。ここが曖昧なまま当日を迎えると、想定と違う結果になります。
エコバスターが選ばれる理由
即日で駆けつけます。退去日が迫っている、工事の日程が動かせないといった場面でも、空き枠があればその日のうちに伺います。
分別から搬出まで一括で行います。事前に仕分けたりまとめたりしていただく必要はありません。立ち会っていただくだけで作業が進みます。
大量の家財を得意としています。お部屋まるごと、家一軒分といった規模の作業を数多く手がけてきました。量が多いほど、業者に任せる意味が大きくなります。
買取もあわせて行います。まだ使えるものは査定のうえ買い取ります。
プライバシーに配慮します。個人情報を含む書類や、人目に触れたくないものについても、内容に立ち入らず適切に処理します。
夜間の作業にも対応します。日中はお仕事で立ち会えないという場合も、ご都合に合わせて日程を組みます。
よくあるご質問
Q. 区に粗大ごみを申し込みましたが、収集日が退去日より後になってしまいました。間に合いますか。
A. 区への申し込みをキャンセルしていただければ、こちらで対応できます。退去日から逆算して作業日を決められますので、まずは日程をお知らせください。空き枠を確認してご案内します。
Q. 遠方に住んでいて、実家の片付けに何度も足を運べません。
A. 立ち会いは1日で完結するよう段取りを組みます。事前にお部屋の写真をお送りいただければ、おおよその作業規模を把握したうえで伺えるため、当日の時間が短くなります。ご事情によっては、鍵をお預かりして進める方法もご相談いただけます。
Q. 実家にエアコンが3台残っています。家具と一緒に頼めますか。
A. 対応できます。エアコンは家電リサイクル法の対象で区では収集していないため、通常は別の手配が必要になりますが、取り外しから引き取りまでまとめてお引き受けします。家財の搬出と同じ日に終わりますので、立ち会いは1回で済みます。
Q. まだ頼むと決めていないのですが、電話でだいたいの費用を聞くだけでも大丈夫ですか。
A. もちろん大丈夫です。お見積りは無料で、そのあとお断りいただいてもキャンセル料はいただきません。お部屋の間取りと処分したいものの量をお聞かせいただければ、電話口でおおよそのご案内ができます。写真をLINEでお送りいただければ、より正確にお伝えできます。
まとめ
葛飾区の粗大ごみ収集は、少量であればしっかり機能する制度です。一方で、持込は年度内30点まで、持ち込めるのは申込者本人のみ、使える車は2tまで、そして運び出しの支援は引越しや大量処分を対象外としています。家一軒分の家財を出そうとすると、これらの制限に同時にぶつかります。
引越しの期限が決まっている。親が施設に入り、実家を空けなければならない。相続した家を売るために家財を全部出す必要がある。こうした場面では、区の制度の中で何とかしようとするより、はじめから一括で任せたほうが、時間も体力も結果的に消耗しません。
なお、近隣エリアの制度についても解説しています。江戸川を挟んで隣接する松戸市の粗大ゴミ処分や、その南に位置する市川市の粗大ゴミ処分もあわせてご覧ください。
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- 引越しや退去前の一括処分については新小岩の不用品回収・実家の片付けをご覧ください。
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